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イシューからはじめよ、といわれてもイシューってなんだ?

投稿日:2015年12月27日 更新日:

「イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」」を読みました。

作者の安宅さんは世界一のコンサルのマッキンゼーにいらっしゃった方です。

イシューということばはマッキンゼー関連の本にはよく言われていることで聞いたことがありましたが、せいぜい問題とか課題程度でしか認識していませんでした。

この本はそんなイシューを中心に仕事を進める方法が書かれています。

 

本来、解決すべきイシューは全体の1%しかない、というのがこの本の主張です。

本当に生産性の高い人は、仕事の効率が良いだけでなく、ほんとうに解決すべき1%のイシューに取り組んでいるからだそうです。

どんな人が読めばいい?

この本を読んでHappyになれるのは次の人たちだと思います。

・大量の仕事を根性で捌いているひと

・仕事の舵取りを行うチームリーダー

・大きな成果を出せずに悩んでいるひと

 

若手よりある程度経験を積んで壁にぶつかっている30代の中堅あたりがぴったりきそうです。

効率を上げることにとらわれてはいけない

数年前からライフハックが流行り、効率をあげることに注目が集まっています。でも、本当に大事なのは効率を上げることではなく、問題を見極めることだと、この本では主張しています。

本当に解決すべき問題は全体の中の1%しかない。下手な鉄砲をうっても、命中率が1/100なら徒労感が残るだけです。そのような仕事を「犬の道」とよんでいます。

多くの仕事を低い質のアウトプットで食い散らすことで、仕事が荒れ、赤い質の仕事を生むことができなくなる可能性が高い。つまり「犬の道」を歩むと、かなりの確率で「ダメな人」になってしまうのだ。

「犬の道」は思考停止させて大量の仕事をさばく道ですね。ソフト業界では「デスマーチ」とも呼んでるやつですね。

 

この本ではイシューを

 A) 2つ以上の集団の間で決着のついていない問題

B) 根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題

と定義しています。

イシューの中でも特に根本に関わるものを見極め、白黒はっきりさせることが大事です。

いくら効率を上げたとしても、作業時間がゼロになるわけではないので、もっとも影響の大きいイシューをどれか見極めてから取り組みましょうというのが、本のタイトルにある「イシューからはじめよ」という意味です。

仕事を一生懸命頑張って、スキルもついた。でも何故か大きい成果に結びつかない、という壁にぶつかっているひとにオススメしたい本です。(自分がそうなので)

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